松田龍平出演【御法度】のあらすじ・ネタバレ・感想まとめ

御法度は大島渚監督が、映画「戦場のメリークリスマス」(1983年)以来、久々にメガホンを取り、更に「戦場の~」に出演したビートたけしさん・坂本龍一さん(音楽も担当)が再び、出演・音楽を担当して話題となりました。

またこの作品で、まだ十代だった松田龍平さんが出演し、各新人賞を受賞しました。

そして、この作品が大島渚監督の事実上の遺作となったのです。

その松田龍平出演「御法度」のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめましたのでご覧ください。

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松田龍平出演【御法度】のあらすじ

まずはじめに劇場予告編の動画をどうぞ^^

では、あらすじ・ネタバレです。

作品の舞台は、1865年の京都で、新選組は新しく隊士を募集する事になりました。

多くの志願者達の中で、一際目を引く美少年の姿がありました。

その少年の名は加納惣三郎(松田龍平)、新選組で実力を持つ剣豪・沖田総司(武田真治)さえ押さえる程、剣の力を持っていました。

更に、同じく剣の実力を持つ田代彪蔵(浅野忠信)と加納の二人が、新選組へ入隊した事により新選組内の雰囲気に変化が現れ始めます。

更に入隊した田代でさえも、美男子である加納と男色関係を持とうとしますが、加納は拒絶。

しかし加納と田代が勝負に立ち会わせると、決まって勝つのは田代でした。

その状況を見て、土方歳三(ビートたけし)は『こいつらデキてるな』と確信しまし、間もなく、加納と田代の“男色関係”が噂されてしまいます。

新撰組局長・近藤勇(崔洋一)が広島へ呼ばれ、今後について話し合いをする事になりました。

加納は同じ頃、土方や近藤と同期である井上源三郎(坂上二郎)に出会い、稽古を付けてやると言われます。

剣の腕が弱いものの、土方達と同期である故に気を使い、手加減をして合わせをした加納でした。

ところが、その場面を2人の不逞浪士達に見られ、嘲笑されてしまいます。

新撰組は侮辱を受けた事になり、彼等を探し始め、土方は井上と加納の二人へ始末の指示を出しました。

その矢先、加納は新撰組十番隊・湯沢藤次郎(田口トモロヲ)に施され肉体関係を持ってしまいます。

加納はついに2人の不逞浪士を見つけ出し、夜中に井上と共に彼等と斬り合いになります。

しかし、浪士達の方が実力は上で、加納と井上の二人は重傷を負ってしまいます。

浪士達は後で駆け付けた沖田達に始末されました。

加納の姿を見て心配する田代でしたが、それ以上に湯沢は嫉妬に狂った目で田代を睨み付けていました。

季節は巡り広島から近藤が帰って来た頃も、湯沢の田代に対する嫉妬はより大きくなる一方でした。

終いには加納に対し、田代と別れる様に言う湯沢でした。

更には、それができないなら田代を斬るとさえ言ってきました。

しかしその翌朝、惨殺体として発見されたのは、湯沢の方でした…。

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御法度の裏話

大島渚監督はこの作品に当初、SMAPメンバー(当時)の木村拓哉さんの起用を望んでいたとの事です。

新選組に妖しい雰囲気で亀裂を入れるには彼しかいないと語っていました。

しかし当時はジャニーズグループ『SMAP』としても、また「ロングバケーション」(1996年・フジテレビ)等、多くのドラマにも出演され圧倒的な人気を誇っていた木村拓哉さん。

そんな彼に“同性愛”を描いた作品に出演をさせる事に難色を示し、ジャニーズ事務所から木村拓哉さんの出演を断られてしまいます。

そこで次に大島渚監督の目に止まり主演に選ばれたのが、当時まだ中学3年生だった松田龍平
さんでした。

その見事な演技で、ブルーリボン賞等、数多くの賞を獲得。

“キムタク”版の「御法度」も気になるところですが、正に運命の分かれ道ですね。

御法度の感想

今作がデビュー作である松田龍平さんの美少年ぶりが、フレッシュかつ妖しげな雰囲気を漂わせ、作品にも多大な影響を与えていますね。

また、主人公・加納と田代をはじめとする周囲の人物との“同性愛”が描かれていますが、不思議とむさくるしさは感じず妖艶さえ感じ取ってしまうのは、大島渚監督作品の観る者を引き込ませる空気感でしょうか。

そして、前半の松田龍平さんと浅野忠信さんとの絡みは、どことなく同じく大島監督作品「戦場のメリークリスマス」終盤、デヴィッド・ボウイさんと坂本龍一さんとの絡みと似ている様に感じました。

まとめ

以上で「松田龍平出演【御法度】のあらすじ・ネタバレ・感想まとめ」を終わります。

新選組のタブーと言われた内容に組み込んだ作品です。

この御法度がデビュー作だった松田龍平さん。

演技はともかく、雰囲気はどこか妖艶な感じを出していてすごく魅力的でした。

謎が残る形で終わってしまう映画ですが、不思議な魅力がある映画でもあります。

松田龍平ファンの方は一度見ておくべきでしょう^^

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